セルライト 美容業界や健康食品業界で使われる言葉です
「セルライト」という言葉を見たり聞いたりした事があるという人は多いと思いますが、実は美容業界や健康食品を扱う業界で使われる言葉であって医学用語ではないのです。
セルライトは主に腹部や臀部そして大腿部にでき稀に上腕にできる人もいますが、これらは皮下脂肪の固まりであって、「セルライト」という物は存在しないと言う説もあります。
またどんなにダイエットをしても「セルライト」は落ちにくいとされていますが、それは筋肉が少なかったりリンパや血行の流れが悪かったりして新陳代謝が低下しているために効果が現れにくいということのようです。
かといってセルライト対策のマッサージや器具、クリームが全く無意味とも言えません。マッサージや器具を使うことによって、筋肉をほぐし血行やリンパの流れが改善されれば必然的に脂肪が燃焼しやすくなり効果に繋がることでしょう。
セルライトは脂肪の違う表現ととらえてみるのもよいでしょう
またセルライトという言葉の由来もはっきりせず、存在していないかもしれないからといって、表記されている全てがインチキだと思うのは考え過ぎだと思いますが、過信しすぎるのも良いとは言えません。
ただ、男性と違い女性にとって皮下脂肪は切っても切れないものです。その為に血行の流れが滞りがちでむくみやすくなってしまい結果的に「セルライト」と呼ばれる脂肪の固まりができてしまうのは事実です。
ダイエットをしても下半身が痩せない、外出から帰ってきたら足がむくんでパンパンになってしまっていた経験はありませんか。リンパの流れが滞り老廃物が溜まると身体に悪影響があっても良いことはありません。少しでも気になる事があったら「セルライト」と表示されているからと、除外することなくセルライトは脂肪の違う表現ととらえて対策方法を見てみるのも良いでしょう。
一般的な脂肪と違って落としにくい事はあっても決して落ちないということではないのですから多少時間はかかるかもしれませんが、お風呂に入った時にリンパマッサージをしてみたり、近所を散歩してみたりと対策や改善に必要な情報を集めて実行すれば、完全に無くなることは無いにしても減少はするはずです。
セルライトというものは存在しない、と折角の情報を無駄にして諦めてしまうか、セルライトを脂肪と同じものととらえて集めた情報を元に対処するかは自分次第です。雑誌やインターネットの情報を鵜呑みにするのではなく自分の身体の事ですから、慎重に考え、自分の意思をしっかり持って気になることがあれば対処していくと良いでしょう。